【引用】「鈴木淳之介めっちゃいい」ブラジル撃破の夜に絶賛の声…恩師が明かした22歳新鋭DFの素顔「日本代表になった今も“調子のってる”なんて聞いたことない」

鈴木淳之介選手が高く評価されていた記事が嬉しかったので引用共有させていただきます!(以下記事引用)
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サッカー王国・ブラジル撃破に酔いしれた夜、22歳のセンターバックの名前がSNSで話題を集めた。 【秘蔵写真】「ぜんぜんブレてねぇ!」森保ジャパン新星DF鈴木淳之介の貴重な高校時代を見る!王国ブラジル撃破の秘蔵写真「やばいキレてる」怒るブラジル名将や南野&上田らの劇的ゴールも(40枚超) 鈴木淳之介――。 キリンチャレンジカップ第1戦のパラグアイ戦に続き、日本代表の3バックの一角を担った鈴木は、再三マッチアップしたルイス・エンリケ(ゼニト)に真っ向勝負を挑み、後半はブレイク間近と期待される新星エステバン(チェルシー)を完全に封じ込んだ。 果敢なプレッシングとボール奪取が目を引いたが、さらに驚かせたのは涼しい顔でひらりと相手のプレスを剥がし、ボールを持ち出した姿だ。攻撃のスイッチを入れる鋭い縦パスを何本も通し、日本の攻撃にアクセントを加えた。 0-2から3-2という劇的な試合展開だったことはあったにせよ、国際Aマッチ3試合目の新戦力がみせた冷静な表情と秘められた闘志は多くのサッカーファンの胸を打った。試合後には南野拓実が「陰のMVP」と称賛し、久保建英が「試合中に成長していた」と舌を巻いた。板倉滉、冨安健洋、町田浩樹、伊藤洋輝と守備陣にケガ人が続出する現在の日本代表にとって、鈴木の躍動はブラジルに挙げた金星以上に大きな収穫になったのではないだろうか。
夏に欧州移籍、すでにCLを経験
鈴木は今年5月にA代表に初招集。7月には湘南ベルマーレからデンマークリーグ王者のFCコペンハーゲンに完全移籍を果たし、すぐにCLのピッチを踏んだ。一見、順調そうなキャリアを歩んでいるように見えるが、じつはここ2年で一気に階段を駆け上がってきた選手でもある。 2022年に岐阜県・帝京大可児高から期待のボランチとして湘南に加入したが、ルーキーイヤーの公式戦出場は天皇杯の1試合のみ。2年目もリーグ5試合に出場に留まっている。しかし、転機はプロ3年目の2024年。身長180cmと決して大柄ではなかったが、山口智監督にヘディングや対人の強さとビルドアップ能力を買われセンターバックにコンバートされると、3バックの一角としてレギュラーの座を掴んだ。 「淳之介は気分に一切、左右されない。大舞台であっても、普通の練習試合でも同じテンションでプレーができるんです」 急成長の秘訣を語るのは、帝京大可児高校時代の恩師である仲井正剛だ。当時の姿を懐かしそうに振り返る。 「口数は少なくて寡黙だけど、人のことをずっと見ているし、話をちゃんと聞いている。吸収力がすごかった。一番感心したのは、自分に対して言われていない話でもきちんと耳を傾けているところ。たとえばサイドバックの選手に求める役割などを話している時にも、『自分がそのポジションをやったらどうなるか』という視点を常にもっていました。その習慣があるから湘南でセンターバックにコンバートをされても、3バックをやることになっても順応できた。日本代表、コペンハーゲンと、高いレベルに進んでも変わらずにプレーできている要因だと思います」
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photograph by AFLO SPORT

